1、面接では何を見られるか

君が中学入試を経験していないなら、「面接」は生れてはじめての経験ですね。

何事も経験がないことは怖く感じるものですが、大丈夫です。

まず、そもそも「なぜ面接があるのか」、校長先生の立場で考えてみましょう。

君が校長先生だったとしましょう。

君の高校に入りたいと考えている中学3年生がたくさんいます。

でも、その生徒たちとは一度も会ったことはありません。

顔はもちろん知りません。 その子たちの成績や学校での様子は内申書を見ればわかりますが、 それ以上のことはわかりません。

明日はいよいよ入学試験です。

3年間一緒に過ごすことになる中学3年生が君の高校にやってきます・・・・・。

 

 

どうですか?

 

試験を受けにくる子たちの顔を見たくありませんか?

少しでも話してみたいと思いませんか?

 

では、面接で重要なことは何でしょうか?

 

これも「校長先生になったつもり」で考えてください。

どんな生徒に、自分の高校に来てほしいと望みますか?

君が校長先生なら、受験生のどこを見ますか?

君が校長先生なら、受験生に何を聞きたいですか?

それでは本物の校長先生が何を見たいか、答えです。

 

態度・服装・礼儀作法・言葉遣い

この高校に入りたいという熱意

高校入学後の意欲や積極性

 

おおまかに分けてこれらの3つです。

 

態度や礼儀作法・服装・言葉などは外から見えるもの。

 

熱意や意欲、積極性は外からは見えない、心の中にあるものですね。

 

《注意点》

まず、面接の先生は、面接時間以外の君も見ているってこと。

自分の順番を待っているときでも、緊張感をもっていよう。

友達と大声でしゃべったり、廊下に座り込んだりしないようにしよう。

もう一つ。 ウソは言わないこと。

 

面接の先生によっては、「突っ込んだ」質問をしてくる人もいます。

例えば、「最近読んだ本は?」という質問があって、(ウソの答えとして)「○○です」と 答えたとしよう。

そしたら「その本の感想を教えてください」という質問が続く場合があります。

本当は読んでないとしたら、困るよね。

君はウソをついたりしないだろうけど・・・・。

それでは、代表的な質問をあげておくから、自分の「答え」を用意しておこう。

・○○の質問がきたら、○○と答えるって、覚えてしまうんだよ? 

 

 

 

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